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―仕事内容について教えてください。
「今回のTV収録を例にすると、まず、アーティストさん側と打ち合わせしたあとに、衣装の候補をショップからいくつも貸りてきて、コーディネイトを組んでみます。それを事前にアーティストさんに着てもらい、裾の長さなどを調節します。そういった作業は当日までにほとんど終わらせておき、撮影の際はいかに素早くキレイに着てもらえるかに集中し、撮影が終わったら洋服をショップに返却するのが基本的な流れです。でも、それ以外にもやることがいっぱいあるんです」


―どんなことが必要なんですか?
「最初、独立しただけでは仕事がないので、自分でカメラマンさんにお願いして作品撮りをし、編集部に営業に行きます。人とかかわる仕事なのでコミュニケーション能力が必要ですね。それから、洋服は縫い目がテレビなどに映らないように縫わなきゃいけないし、元の通りのキレイな状態でショップに返さなきゃいけない。だから、丁寧に仕事をすることが大切なんです。そして、洋服を貸りたショップのクレジットが雑誌にちゃんと掲載されるかという確認も重要。読者はそれを見てショップに行きますし、ショップは宣伝になるから洋服を貸してくれる。なのに、間違えてしまったら全部が台無しになる。いいスタイリングだけでなく、そういう細かい作業をちゃんとできることも大事なんです」


―読者にメッセージをお願いします。
「ショップの方に“読者からお貸しした商品の問い合わせがたくさんありましたよ!”って言われると本当にうれしいですよ。スタイリストに近づくには、専門学校に通ったり、雑誌や街の人を見たり、古着屋さんの話を聞いたりして日々勉強をすること。そして最終的には気合い。途中で辛くても、自分はスタイリストになるんだ!って思うことですね」



  仕事道具CHECK!
裁縫道具などが詰まった
小型バッグ

裁縫道具やアクセサリーを扱う際の手袋などを小型バッグで携帯。靴底を保護するためのテープや裾直しに使用するクリップはすぐに使えるようバッグのショルダー部分に装着。
 
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Profile
アパレルの販売を経て、池田堅ニ氏とオオサワ系氏に師事。独立後は、『Smart』などのファッション誌や広告、俳優などのスタイリングを手がける。
 
 
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